「とりあえずビール!」みたいに、「とりあえずお風呂!」そんな感じです。酒風呂ではないですよ(念のため)。
普段の入浴は、ちょっと熱め(39~40度くらい。季節によっても違ってきます)の、お湯につかり、心臓に負担がかからないようにときどき半身浴。
大好きな林真理子さんの本などを読みながら30分から1時間ほど、リラックスした至福の時間を過ごします。お湯の温度がちょっと高めなこと以外はごくごく一般的な入浴の仕方だと思います。
だけど、ストレスを発散したいときの入浴は、癒しというより、やや過激で、体育会系の部活に近い雰囲気のものとなります(笑)。
42度ぐらい(あくまで目安です。体調によってもっと低い温度のときもあります)の熱いお湯に最初は肩まですっぽりつかり、汗が出るのを待ちます。(発汗までの時間も5分~10分と、そのときの体調とお湯の温度によって違います)
汗が出てきたら、半身浴へ。
ポイントは「目に見えるほどの大量の汗をかき目視すること」。
大量の汗を目視することで、「内側に溜まっていた“ネガティブなもの”がカラダから抜けていく」と実感するのです。
顔や腕に汗が噴き出してくると、「よーし、出てる、出てる」「まだいけるわ!」なんて、がんばってしまうんですよね。(私はがんばり屋のA型です)。
浴槽につかっている間は重苦しいものを抱えた自分を煮出すような…そんなイメージです。まさに十和子煮(笑)。
(もちろん、浴槽につかりっぱなしでいるわけではなく、途中、シャンプーや洗顔などは通常通り行います)。
存分に汗をかき、のぼせる三歩手前くらいの状態で浴槽からあがったら、冷水のシャワーを膝から下の脚と腕、顔にさっとかけて、拡張した血管を引き締め、終了です。
そしてお風呂から出た後は、必ず水素水を飲んで水分を補給します。
水素は空気に蒸発しやすいため、密封度の低いパッケージのものでは抜けてしまいます。以前は密封度の高いパウチのものやアルミボトルのものなどを飲んでいましたが、飲み残すと水素が抜けてしまうために、一回で飲みきらなくてはならないことや、多くのゴミが出てしまうことを考え、今はカップタイプの水素水サーバーを使用しています。
カップタイプのサーバーの良いところは、高濃度水素水をその場で作って、作りたてを飲めること。大量の汗をかいたカラダに、きゅうーっと一杯。(お風呂上りのビールってこんな感じかな、と毎回思いつつ…)
新鮮な水素がカラダの隅々まで行き渡って、傷ついた細胞を元気にしてくれる!と、言い聞かせながら飲みます。ただ漠然と飲むより、絶対にそのほうが効きますよ。
あとは、「はい、もうこれでおしまい! おやすみ!」と、抱えていたストレスにサヨナラして(これもちゃんと声に出していうんですよ、私)バタンと寝てしまいます。
深酒ならぬ、深風呂…ですね。
入浴によるほどよい疲れと深部まで温まったカラダは、いつもより深い眠りをプレゼントしてくれます。こうしてリセット完了。
取材で、この熱いお風呂のお話をすると「HSP(ヒートショックプロテイン)入浴に似ていますね」と言われることが何回かありました。自分でも「やっぱり」と、思い当たる節も多く、決して自分が体育会系ゆえの入浴法ではないのかも…と、感じています。
※編集部注:HSP入浴法とは…熱めのお湯に浸かり、体温を上げる入浴方法。
①40~42度のお湯に10~20分つかる。
②体温が38度になるように体を温める(体温計を口にくわえて体温を確認)
③入浴後はバスタオルや毛布などにくるまり熱を逃さないように10分ほど安静にする。
④入浴前後に水分補給をしっかり行なうこと
細胞に熱ストレスを与えることで、傷ついた細胞を修復し、活性化させるたんぱく質が、増加するといわれている。
HSPとは…ストレス等で傷ついた細胞を修復するたんぱく質。
私の入浴法はHSPを意識したものではないのですが、ストレスの解放だけではなく、健康増進の作用もあるとわかり、(実は美容家としては、オススメするのはちょっとはばかれていたのですが)最近は躊躇することなく、熱いお風呂に入っています。
でも不思議なことに、熱いお風呂は精神的な疲れがあるときにしか入れません。
肉体的なダメージ(風邪のひき初めや腰痛などの肉体疲労)があるときは入ろうと思っても入れないのです。本当に不思議。
私の場合、ここぞ!というときの、精神の毒出し法なのだと思います。
私にとって、熱い熱いお風呂は「自分いじめ=思い悩むこと」をやめる、アンチエイジングのためには絶対に欠かせない場所と時間。
お風呂以外にも「自分をいじめる時間を手放す」方法はいくつか用意してありますが、効果的で汎用性のあるメソッドを増やしていこうと、あれこれ模索中です。そんな40代最後の秋です。
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