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海と猫がいる景色:きのうの概要のつづきになります。くどいと思わず見てください。昨日は寿三郎編だったので「健太郎に会いたい」「健太郎はどうなった」「さっさと探さんか!」という類のコメントはありませんでした。ところが今日は健太郎編ですから、いつものコメントがわんさということになるかも知れません。それでもアップということになりました。と言っても角が立ってはと思い例え話をしてみなさんにも考えてみていただきたいと思います。
映画「男はつらいよ」はいつものように帰ってきていつものように帰るだけの話ですが、そこには日本人の心根の良さ、真面目さが一作一作丁寧に描かれていて、観衆は共感しながら笑い涙したものです。おっちゃんは特にマドンナ太地喜和子、日本画家宇野重吉の一編が印象的でした。他人のためにまっすぐに思い行動し失恋しながらも、願いが通じ合う終わり方、良かったです。
もしこの作品への感想が作品内容をすっ飛ばして「寅さん戻って来てください」「寅さんにあいたいです」「寅さんがずっと柴又に暮らす映画にしてください」「また寅で金儲けか」というものであったとしたら、おそらく渥美清さんは出演を辞退し山田洋二監督は撮影を固辞されたでしょう。
そうならなかったのは、寅さんの境遇、生き方をそのまま受け入れて、作品に寄り沿ってその都度新しい感銘を抱き新しい自分を発見する人たちがたくさんいたからではないでしょうか。
円之助の手記 (昨夏撮影)
Kuroshio cats : 野良猫健太郎 自然なふるまいと行儀を見習う
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